【熱中症と夏場の冷え症対策として】

いつも当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。

早いもので今年も折り返し地点を通過いたしました。先月下旬から連日真夏日や猛暑日を記録していて、暑さでかなり体力を消耗されている方も少なくないと思います。また、熱中症により体調を崩してしまう方が全国的に急増していますので、くれぐれもご無理をなさらず体調第一でお過ごしいただきたいと思っております。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

さて、ここで改めて「熱中症」について考えたいと思うのですが、皆様はどういう状況で熱中症が引き起こされるかご存じでしょうか?

人間の体には、元々「熱を生む働き」と「(体外に)熱を逃す働き」が備わっていて、このバランスを保つことで生命活動を円滑に行えるように自動調整されております。

しかし、様々な要因によりこのバランスが崩れて体内に熱がこもってしまうと、めまいや立ちくらみといった症状をはじめ、脱水により全身倦怠感や頭痛、吐き気(嘔吐)を伴ったり、ミネラル(塩分)不足により手足がつる、筋肉が痙攣するなどの症状を引き起こすことがあります。さらに体温調節が追いつかなくなると、意識障害が起き、最悪の場合死に至るケースもございます。これが熱中症です。

※もっと詳しく知りたい方は、下記サイトをご参照ください。大変わかりやすい解説されております。

https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/heat-disorders/mechanism/

また、熱中症にならないための3条件として、「環境」「からだ」「行動」を整えてあげることが必要です。具体的には、高温多湿で風通しの悪い環境は避ける、睡眠不足や暴飲暴食、偏食といった不摂生な生活は避ける、こまめに水分とミネラル(塩分)を補給するなどです。

ここで注意したいのが、身体を冷やし過ぎても体調不良を引き起こすリスクがあるという点です。(熱中症罹患時を除く)例えば、普段から冷たいもの(冷水やアイスクリームなど)や身体を冷やす性質のある飲食物(夏野菜、生野菜サラダ、砂糖など)を摂り過ぎたり、長時間エアコンの効いた部屋に居続けるなどがそれに当たります。

もちろん、上記のような飲食物を摂取してはダメとか、エアコンの効いた部屋に居続けたらダメという訳ではございません。大切なのは「バランス(を保つこと)」です。

ご自身でお身体の状態をしっかりと見極めて、それに応じた行動をできる範囲で体現していただけたら幸いです。

もちろん、お一人ではなかなか改善が難しいケースもお有りかと思いますので、そんな時はぜひ当院にお気軽にご相談ください!

施術はもちろん、日常生活でどんな事に気をつけた方が良いのかなど、具体的なアドバイスをさせていただくことも可能です。ご希望の方はぜひお申し付けください。

最後に。今現在、何かお身体のことでお悩みの方は一人で思い悩まず、抱え込まず、是非当院までお気軽にご相談ください。

ご連絡、お待ちいたしております。

はり・きゅう・指圧 佳鍼堂  院長 渡辺

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