いつも弊院をご利用いただき、誠に有難うございます。
気がつけば10月も残り僅か。そして、2024年もあと丸2ヶ月となりました。 毎年、このくらいの時期になると「今年ももうすぐ終わっちゃうなぁ・・」となんとなく物悲しい気持ちになってしまう今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?
さて、10月に入って以降、身内を含め私の周りでは体調を崩される方が大変多くなってきております。特に、鼻や喉など呼吸器系に関わる部分の不調を呈する方が急増しております。
インフルエンザやコロナに罹患されたケースもございますが、検査の結果どちらも陰性で、何かしらの病原体(菌やウイルス)に感染したために上記のような症状を発症するケースもございます。
原因として、ニュースでは「寒暖差が原因」「例年に比べて今夏は暑い期間が長かったため」などの見解を示しておりました。確かにその影響も多いと思いますが、ではもう一歩踏み込んで考えてみたいと思います。
なぜ、寒暖差が激しかったり、暑い期間が長いと体調を崩しやすいのでしょう?
それは天候によって人間の体内環境(自律神経や免疫力など)が乱されるからです。
猛暑が続き、暑い期間が長いと、体力を消耗し体内に疲労が蓄積します。加えて、冷たい飲食物を長期間体内に摂取したり、冷房のよく効いた室内に長時間居続けると、体の中からも外からも冷やされてしまい、人間に本来備わっている生命活動を円滑に行うためのシステム(例えば、自律神経系や免疫系、循環器系など)に狂いが生じてきてしまいます。
また、人間は恒温動物のため、常に体内の環境を一定に保とうと自律神経が働いて24時間休みなく周囲の環境に最適な状態へと体を整えてくれます。
しかし、気温差(寒暖差)が大きいと、自律神経に多大な負担がかかり、体内の微調整がうまくいかなくなってしまいます。
その結果、免疫力の低下をまねき、菌やウイルスといった病原体に感染しやすくなってしまうのです。
また、秋口は空気が乾燥しやすく、鼻や喉にある粘膜が弱ることで防御機能も低下します。これも、感染症を引き起こしやすい要因の1つとなります。
以上のことから、この時期は風邪をひいたり、何かしらの感染症に罹患しやすいため、注意が必要となります。
弊院では、上記のことを踏まえて、夏場に溜まった疲労の除去を促したり、乱れた体内システムを正常な状態に戻していくような施術を行うことで、免疫力を高め、風邪や感染症からしっかりとご自身のお身体を守るためのお手伝いをさせていただいております。
秋の行楽シーズン、体調不良により折角の楽しみの機会を失わないためにも、早め早めに体調を整えましょう!「善は急げ」「思い立ったが吉日」という言葉にあるように、体調面で何か気になる事がございましたら、まずは弊院までお気軽にご相談ください。
弊院では溜まった疲労の回復・改善のサポートをはじめ、長年お困りの症状をできるだけ根本部分から治していくような治療にこだわって日々施術させていただいております。
今現在、何かお身体のことでお悩みの方は一人で思い悩まず、抱え込まず、是非当院までお気軽にご相談ください。
皆様のご来院を心よりお待ちいたしております。
佳鍼堂/院長 渡辺